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「やまなみ・やまのは」


前作「椿のトンネル」は、特定の環境に展示しその没入感を高めるための画面からの「圧」を演出した。しかし同じ作品を別の環境に展示すると、受ける印象はガラリと変わる。ある程度の照度や湿度等に気を付けさえすれば展示する場所を比較的選ばないところが絵画のよいところだと考えると、展示する壁の面積と高さ、空間の広さまで限定してしまうような絵画展示は、インスタレーションの域になってしまう。

​そこで今回は、絵画作品そのものの形態に工夫を加えることで、どの場所であっても絵画に空間感が生まれ、迫りくる「圧」や奥行きが出ることを考えた。














広げると三角形になるような屏風調で、三角の小さい方を手前にして見える3面は「マクロ」、遠くに見えるこれから歩く山道です。
反対の、三角の大きい方を手前にして見える3面は「ミクロ」、現在立つまたはこれまで歩いてきた山道です。









 

この屏風はこのように縦方向に見るが、2隻作って横に並べると大きな一つの山のようになる。
​自立壁のような本来の屏風の用途を超えて、空間を活用する絵画として、展開を楽しみながら飾ることができる作品である。

ArtEduProject-MUK@ by Yuhka MURAO  更新:25,3,1
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